【開催レポート】『鹿児島の共生・協働を考えるテーマ別トークセッション〜第1回 地域と”自然・環境”の共生・協働〜』

みなさんこんにちは!

鹿児島県共生・協働センターココラボです!^^

 

今年度ココラボでは鹿児島の共生・協働を考える「テーマ別トークセッション」ということで、鹿児島県内で活動するゲストをお迎えし、トークセッション形式で様々なテーマについて語り合っていただく機会をつくっています。

 

第1回は、『地域と”自然・環境”の共生・協働』をテーマに、園山宗光さん(農業生産法人 そのやま農園 株式会社 代表取締役)と橋口創也さん(暮らしの畑屋 のおと 代表)をゲストにお呼びしました。それぞれがどのように活動し、そのなかでどんなことを大切にしているか、感じている手ごたえや課題に対する向き合い方など、参加者からの質問も受け付けながらテーマについて深堀りをしていきました。

 

今回お迎えするゲスト、園山さんと橋口さんの共通点は、お二人ともお父様が有機農家を営んでおり、40年来の付き合いがあること。そんなお二人それぞれの生き方、これまでのストーリーをお聞きしながら、持続可能な農業について語り合っていただきました。

 

それでは、当日の様子を一部ご紹介します。

目次

1、開催概要

2、ゲスト紹介

3、トークセッション「食糧危機になったら、あなたはどうする!?」

4、質疑応答

5、次回案内


1、開催概要

①日時:7月3日(日)10:00〜12:30

②場所:かごしま県民交流センター 共生・協働センター(東棟1階)

③人数:参加者20名

④ゲスト:《園山 宗光さん(農業生産法人 そのやま農園 株式会社 代表取締役)》

                    《橋口 創也さん(暮らしの畑屋 のおと 代表)》

⑤ファシリテーター(司会者):《浜本 麦(NPO法人くすの木自然館 代表理事》

⑥内容:-オープニング

    -ゲスト2名による取組紹介

    -感想共有

    -トークセッション「食糧危機になったら、あなたはどうする!?」

     -質疑応答

     -クロージング


2、ゲスト紹介

まずはじめに、園山さんと橋口さんお二人から、自己紹介と普段の取組についてお話しいただきました。

 

お二人の詳しい取組みについては、視聴用動画(前半)をご覧ください。

視聴用動画(前半)はこちらから

 

ゲスト

《園山 宗光さん(農業生産法人 そのやま農園 株式会社 代表取締役)》

 

昭和57年、鹿児島市生まれの39歳。宮崎大学農学部卒業後、実家にある園山農園を継ぐ。平成18年~農業の傍ら有機野菜の宅配グループの事務局に入り、後にNPO法人となった「かごしま食の家族」で事務局長を務める。
平成25年に園山農園直営の「農園食堂森のかぞく」をオープンし、翌年には法人化し、そのやま農園株式会社の代表取締役になる。
令和元年に「農園レストラン森のかぞくAira kitchen」をオープンするも、現在はオーガニックショップと有機野菜の弁当·惣菜製造を中心に事業を展開する。

ゲスト②

《橋口 創也さん(暮らしの畑屋 のおと 代表)》

 

畑と自然の翻訳者、登録者4万人越え Youtuber、3児の父。有機農家の長男として生まれ、農家だけにはなるまいと思っていたが、ドイツ留学時に最先端の有機農学を学んだことなどをきっかけに農家の道へ。しかし就農三年目でうつになり挫折。その後野菜を売らない農家に転向し、野菜の作り方を発信するようになる。 2018年より農業系webメディア、マイナビ農業にて「畑は小さな大自然シリーズ」の連載を開始。2020年よりYoutubeチャンネル「畑は小さな大自然!そーやん」を開設。雑草や虫を活かした常識を覆すような畑づくりの仕方に注目が集まり、開設後わずか2ヶ月半で登録者2万人を達成。


3、トークセッション「食糧危機になったら、あなたはどうする!?」

後半は、ゲスト2人とファシリテーター(司会者)の3人で『食糧危機になったらどうするか?!』というテーマについて話していただきました。

今年は梅雨が短く、このままいくと夏野菜は水が足りなくなり、取れなくなるので、秋に入るまでは野菜が高騰すると言われています。ついこの間まで玉ねぎとじゃがいもも高かったですよね。海の生き物もそうで、最近はサンマが取れなくなっていたり、マグロは2050年までに取れなくなるそうです。これらのことから、食糧危機は意外と私たちの目の前にきているのかも知れません。

そんな切り口から、ゲストのお2人には質問を投げかけていきました。

 

詳しい内容は、視聴用動画(後半)をご覧ください。

 

視聴用動画(後半)はこちらから

 

<ゲストへの質問>

 

Q1今現在感じている食糧危機や問題点はなんですか?

 

Q2支え合う農業、協力し合う野菜づくりをするためにはどういうことが必要ですか?

 

Q3土に触れる人々を増やしたり、野菜を作ってくれる人を増やすために、私たちができる今日から踏み出せる一歩はなんですか?

 

4、質疑応答

トークセッションの後は、参加者の質問にお答えいただきました。

 

詳しい内容は、視聴用動画(後半)をご覧ください。

 

視聴用動画(後半)はこちらから

 

<参加者からの質問>

Q1有機農業がものすごく素敵だと思ったのですが、なぜみんなしないのか教えてください。

 

Q2有機農業や自然農が広まるために、限りあるお金の中で私たちができることについてヒントを教えてください。

 


5、今後の案内

・視聴用動画について

今回のトークセッションの開催内容は、視聴用動画として公開をしています。

 

・次回のトークセッションについて

次回お迎えするゲスト、能勢さんは保健師であり3人の子どもを持つお母さん。玉井さんは看護師として働く傍らコミュニティナースという活動にも取り組む1児のお母さん。

 

今回の大きなテーマは「健康・安心」。サブタイトルは「助け合いの壁」です。ゲストのお二人と同じく地域活動に取り組むファシリテーターが一緒になってトークを繰り広げます。

お互いさまの気持ちをもって、助け合いましょう、とは言いますが、そう言ってる自分自身が"助けて"を発することができているだろうか。

私たちが大切にしている共生・協働という考え方の根底にも触れるテーマです。保健師さん、看護師さん、そしてコミュニティ活動を実際に取り組む皆さんから生の声を聴いていきます。

 

【開催概要】

日時|

令和4年8月21日(日)10:00~12:30

会場|

かごしま県民交流センター 共生・協働センター(東棟1階)

定員|

15名程度

参加費|

無料

申込方法|

下記申込フォームよりお申込みください。(締切:8/17(水))

https://forms.gle/qJXzVm8bgjhD2nAH8

 

内容|

10:00~10:20 オープニング

10:20~10:50 ゲスト2名による取組紹介

10:50~11:00 感想共有

11:10~11:50 トークセッション

《テーマ(予定)》

1.子育てと介護

2.専門職の人とふつうの人

3.官(保健師)と民(コミュニティナース)

4.遠慮とワガママ(助け合いの壁)

12:00~12:20 質疑応答

12:20~12:30 クロージング

 

ゲスト|

《能勢 佳子さん(肝付町役場 保健師)》

肝付町生まれ。地域包括支援センター立ち上げの主導、地域包括ケアシステム構築を推進。介護保険制度運用を切り口に地域福祉、住民活動、医療介護事業所のサポート活動を実施。肝付町地域包括支援センター保健師兼主任介護支援専門員も務める。

 

《玉井 妙さん(看護師・コミュニティナース)》

鹿児島出身。鹿児島大学看護学科卒業後、大学病院を経て、島根県雲南市地域自主組織「躍動と安らぎの里づくり鍋山」に地域づくり応援隊兼コミュニティナースとして2 年間勤務。現在は霧島市の病院に勤務しながらコミュニティナース活動を行う。

 

ファシリテーター|

《北村 涼子さん(保育士)》

姶良市在住。保育士、子育てコンシェルジュとして働きながら、2人の障害児の子育て、そして祖母の介護をしています。

自分自身が困っている時に地域の皆さんに助けてもらった経験から、地域の中に、みんなが安心して過ごせる場所を作りたいと思い、コミュニティスペースの開設に向けて準備中です。

 

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