【第3弾】前編 過去講座解説レポート〜ファシリテーションの定義とテクニック〜

みなさんこんにちは!鹿児島県共生・協働センター、ココラボです!

 

昨年度ココラボでは、県内での地域づくりや社会課題解決に関する活動に役立つオンライン講座を開催しました。今年度は、昨年度実施したオンライン講座の内容を抜粋して、解説レポートとしてお届けしています!

 

第1弾では「法人格ごとの特徴と非営利団体の設立・運営ルールについて」、第2弾では「活動を進めるための資金調達と情報発信について」を紹介させていただきました。

 

第1弾「法人格ごとの特徴と非営利団体の設立・運営ルールについて

前編はこちらから

後編はこちらから

 

第2弾「活動を進めるための資金調達と情報発信について

前編はこちらから

 

後編はこちらから

 

そして第3弾は、「現場で活かすファシリテーションのコツ」です。今回はその前編として、「ファシリテーションの定義とテクニック」についてお届けします!


目次

1、ファシリテーションとは?

2、ファシリテーションのテクニックについて

3、視聴用動画について


1、ファシリテーションとは?

そもそもファシリテーションとは、より良い話し合いの場づくりの手法ですが、ココラボでは”より良い状態”を明確にするために『参加者一人ひとりの参画を最大限に確保し、目的達成に貢献すること』と定義しています。

 

話し合いの場といっても様々で、会社の会議や自治体の会合、一対一での話し合いもあります。ファシリテーションには様々な考え方や手法があるので、自分自身や自分の現場において本当に必要なファシリテートの考え方なのか、これなら始められそうなど、インプットした上で検討して、小さく意識・実践を始めてみてください。

 

次に、ファシリテーションを実践する上での壁として

 

①何から実践していいか分からない

➡︎そもそもその場がどうなることが理想か?何から取り入れるか。

②共有できる仲間がいない

➡︎ひとりでできることには限界がある。

③当日より重要な事前準備の負担

➡︎そこまで時間がさけない、であれば中途半端にはやらないほうがいい。

 

が挙げられます。

 

このレポートでは

①明日から実践できるファシリテートのテクニックについて学び、自身の現場で取り組めるテクニックを持ち帰る

②ファシリテーターの在り方について学び、理想とするファシリテーター像やファシリテートの目的について考える

上記2つを目的としてます。

ファシリテーションのテクニックについて

みなさんが場づくりや話し合いで困ることはどんなものが挙げられるでしょうか?

 

少し考えてみてください^^

 

よくある困りごととしては、下記画像のものが挙げられます。

では、画像の黒い線や灰色の線にはどういう意味があるのでしょうか。記事を読んでいる方もお考えください^^

黒い線では

設計における困りごと(コーディネート)」と「話し合いの運営上の困りごと(ファシリテート)」に分けられます。

灰色の線では

「話し合いの準備段階」「協議段階」「結論が出た後」に分けられます。

そして、これらの困りごとには解決するアプローチ方法があり、具体的には「設計要因」「環境要因」が挙げられます。話し合いの前にはすでに勝負がついているのかもしれません。今回前編では「環境要因」についてお伝えしていきますが、「設計要因」については後編で詳しく触れていきますのでそちらをご覧ください^^

それぞれの「話し合いの運営上の困りごと(ファシリテート)」の解決アプローチは下記画像になります。

目的の共有や約束事を決める、自己紹介などは、話し合いの前に取り入れられそうですよね^^

他にも、実践できる勇気度レベルに分けて、取り入れられそうな具体例を紹介していきます。

 

①終わりの時間を決めてみよう!

②目的を共有してみよう!

③会議の感想を一言ずつ話してもらうか、アンケートをとってみよう

④休憩をとってみよう!

⑤読みたくなる議事録をつくってみよう

⑥ホワイトボードを使ってみよう

以上がファシリテーションの定義とテクニックについてでした^^

取り入れられることから少しずつ!が大事なポイントです!

3、視聴用動画について

今回のオンライン講座の開催内容は、視聴用動画として公開をしています。

視聴にあたっては、こちらから事前申込をお願いいたします。

申込が確認でき次第、担当よりメールにて動画視聴についてご案内いたします。